『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
この写真は補修後のものです。(補修前の写真を撮り忘れていました。ごめんなさい)
この車両は、サラリーマン時代の同僚より購入させていただいた車両となります。
ハツミモータースになってから仕入れた初めての4ストで、しかもヤマハ以外の車両です。(私はヤマハ好き)。
後ろにちょろっと見えるバイク、ホンダ CBR1100XX ブラックバードと一緒に購入しました。
RVF400(NC35)は、1982年発売のVF400Fから続いた400ccV型4気筒エンジンVFシリーズの最終型です。
RVF400(NC35)基本スペック
メーカー:ホンダ
車 種:RVF400
型 式:NC35
排気量:399CC
エンジン形式:4ストローク V型 4気筒
エンジン始動方式:セルフスターター
燃料供給方式:キャブレター
最高出力:53PS
乾燥重量:165kg
発売年:1994年
年式はホンダ識別番号(ホンダの場合、良くシートの下にシールで貼ってあります)を調べたところ96年式の後期型でした。
96年型ですと、前回投稿したTZR250R(3XV)のブログに掲載しましたが、1992年以降の馬力規制(2回目?)により400ccの上限馬力が59PSから53PSになった車両です。
(※馬力規制については前のブログで少し説明しております
▶「馬力規制」の説明の入ったブログ記事「TZR250R(3XV)を仕入れてみました。」はこちら)
それでは購入した経緯や、確認したポイントなどを説明したいと思います。
落札した経緯
まだ私がサラリーマンであった、とある日、Dさんに声をかけられました。
『武井さん。もし良かったら俺のバイク買います?NC35なんですが。
ただ、こないだ立ちごけしちゃってカウルがちょっと割れちゃったところがあるんですが・・・』
Dさんは、真摯に仕事と向き合う非常に信頼のおける人間です。
前々から良くバイクの話をする仲で、その話の内容からも、『間違いなく良く整備されている車両だ!』と判断。
『買う買う!俺に買わせて!後で取りに行く!』と返事をし、それから約2か月後、無事にハツミモータースに納車されました。
確認ポイント
外装系
全体的に非常にきれいです。
しかも最終型純正色(カウルもオール純正品です)。
非常に惜しいことに、
- 立ちごけでのアッパーカウル割れ(ウインカー固定部分のみ欠落)
- 擦り傷
が確認できました。
すみません。やらかしました。
カウルを外していく写真と、アッパーカウルの欠損した部分の写真を撮ってませんでした
納車時、左のフロントウインカーは外されていました。
この画像の部分がウインカーを固定する部分で、この部分が欠損してました。
拡大写真部分は、(分かりやすく説明するため)割れの無かった右側のウインカー固定部の反転画像です。この部分の補修については後ほどブログの記事にてレポートします。
サイドカウル結構な擦り傷が結構ひどい傷ですね。一部が割れています。
マフラーサイレンサー部とサイレンサーステーの擦り傷。
いつも思うのですが、なんで立ちごけって左側が多いんでしょうね・・・
日本人の軸足(効き足ではない)は右足3:左足7っと言われてるので、そんなのが関係しているのでしょうかね・・・
エンジン系
エンジン始動はキャブ車なのでさすがに冷間時はチョークを引きますが、全く問題ないです。
異音もしません。V4ってこういう音だったなぁ~久しぶりに聞くわ~!
こらなんか速そうだわ!
カウル類を外してみましたが、オイルにじみや水漏れなどはありませんでした。
よく手入れしていたのでしょう。きれいなものです。
さすがに経年の傷や錆はありますが。
ラジエターのフィンの曲がりもほぼ有りません。
その他
- ブレンボのキャリパー&ラジアルマスターシリンダーキット
- GALE SPEEDのクラッチレバー
- モリワキ バックステップ
- モリワキ チタンマフラー
- リア マグテックホイル
- HRCイグナイター
- FCR33キット
- NITRON モノショック
しかもサイドカウルは純正新品予備があるそうです。
アッパーカウルの予備品はある様です。
一通り見た感じ今回はアッパーカウルの欠損部分のみ治せば良さそうです。
ってことは、この子(リューター(工具))の出番となるのは間違いないですね(笑)
さて、どうしたもんかね?