『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
TZR250R(3XV)の整備内容
今回のブログは、前回のTZR250R(3XV)のフロントフォークOHに続き、カウリング補修についてまとめた記事です。
商品紹介では伝えきれない情報を記事にまとめました。
カウリング外し
まずはカウルを全て外していきます。
この後フロントフォークもバラすので、ついでにフロントフェンダーも外してしまいます。
過去にカウルについてまとめた記事がありますので、よろしければ、そちらもお読みください。
このシートカウルは厄介なんです。
無事に外れて良かった・・・古いバイクですと、ここは非常に緊張します。
この状態(ステーなど何個か部品の付いたままの状態)で外さないと、そのステーなどの部品が外せない場所にあったりするんです。
そこから『パキッ!』なんて音がした日にゃあヤケ酒するくらいに落ち込みます。
まあ、音がしなくても毎日呑んでますけどね・・・
ちなみに痛風持ち
ちなみに痛風持ちなので、家ではいつもオールド(俗にいうダルマ)のハイボールオンリーです。
本当はビール(瓶のラガー)が大好きなんですが・・・
なんか先日テレビで納豆、豆腐も駄目なんだって言ってましたが本当なんでしょうか。
モツ、あん肝、明太子・・・全部好きなのに我慢してます。
そのうえ納豆、冷奴まで取り上げられたら・・・痛風め~!
でも皆さん。ならないに越したことないです。マジで痛いですよ!!
例えるなら、タンスの角に小指ぶつけた痛みが延々と続く感じです・・・
補修必要箇所の確認
では、カウル補修に話を戻して、カウルの割れている部分の再確認です。
シートカウルなのですが、2つの矢印の部分、
下の矢印の部分にある部分が
上の矢印の部分にありません。
シートカウルを裏返します。
下の写真で指をさしてるところが折れている部分です。
(下は正常な部分)
次に、アッパーカウル左側です。
パッキリ逝っちゃってます。
負荷のかかるとこなので補強も必要ですね。
まずはシートカウルステーの補修を行っていきます。
なぜシートカウルステーが先なのか・・・
アッパーカウル修正の写真がこれ1枚しかないからです。
ついつい加工に夢中になってしまい、補修していく様子を撮影するのを忘れた事に気が付いたのは裏面の塗装をしてからでした。
基本的にシートカウルステーの補修と作業工程は一緒になりますのでお許しください。
シートカウル補修作業
シートカウル補修でお話しを進めて行きます。
この(本来、写真の「折れている部分」にもあった)部分が折れて無い状態で、カウルが固定ができないので、他の部分に負担がかかり、新たな割れなどの悪影響を起こしてしまいます。
なので、この部分を再生していきます。
まずは、正常な方の寸法を測って、ABS材(今回は厚さ3mm材)をざっくりと切りだします。
こんな感じです。ちょっと大きめに作って現物合わせしながら削っていきます。
私がヘタなのですが、いきなりドンピシャ寸法で作っても、ピッタリ合った試しがないので・・・
次に切り出したステーを溶着していきます。
絵面がちょっと見に危ない(映画に出てきそう・・・・)のですが、ABS材の溶着に使うポンプと溶剤、ABS材を削って粉状にしたものです。
決してxxxxとかではありませんので(笑)
間違ってもお巡りさんに通報とかしないでくださいね(笑)
切り出しが終わり、「通報しないでくださいね」と釘を刺したところで、今回はここまで。
次の記事に続きます。