『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
前回までのあらすじ
エンジンまで全部バラして、筑波選手権用にセッティングしたHさんの SV650S。
慣らし運転も無事完了、マシンにも異常ナシ!
いよいよ本番です。
選手権当日いきなりアクシデント
選手権当日。Hさん、Fさんと6:00に筑波サーキットに無事到着・・・
ここでアクシデント発生!!
私の分の出場関係者駐車券が無かったのです(笑)
頼むよ※野ゴリ・・・当日追加料金払えば大丈夫って言ってたじゃん・・・(泣)
(※野生のゴリラ。ココではHさんの事)
警備の方に事情を話し取り急ぎ荷物だけ降ろさせてもらいます。
Hさん、Fさんに運んでもらい、私は一般入場者の駐車場に待機し7:00の開門を待ちます。
7:00
そして7:00となり速攻入場します。ここでHさんから電話が。
『場内ガソリンスタンドのすぐそばのパドックを分けていただきましたので。』
???
私はてっきりフリースペースに行ったと思ったのですが・・・
駐車場に置いた車から重い工具箱を背負い(これだけは自分で運びたいんです)
最終コーナー側のゲートから、テクテクとパドックに向かい歩きます。
(あぁ・・・流石に重い・・・しかも遠い・・・膝が痛い・・・コンドロイチンでも飲むか・・・尿酸値も高いしマジで痩せなきゃ・・・)
神の隣
ようやくパドックにつくと
Hさん:『池田さんのパドックに入れてもらいました!!』
※池田選手:筑波選手権TC400クラスのTOP中のTOPです。
正に神様的存在!!
私:『・・・マジ???・・・』
すかさずお礼に行きます。
私:『おはようございます!パドックお貸しいただいてありがとうございます!』
池田さん:『おはよう!今日はよろしくね!!』
ホント気さくな方です!!それにCBRに乗り続けてるってとこも凄いよなぁ~!!
あ~!!一緒に山崎さんもいる。
ロースさんもいる。
向かい側のパドックには渡辺さんもいる!!!
完全なミーハー状態です・・・(ミーハーって今通じるかな???)
皆さんに『今日はよろしくお願いします!』とご挨拶します。マジ緊張した・・・
【山崎さん】
オーバー60歳、現役ライダー。
この界隈でかなりの有名人です。
昨年は、カワサキZX4にて出場されてましたが、今回は出場せず。
【渡辺さん】
この方もオーバー60歳、現役ライダー。やはりこの界隈の有名人です。
昨年は、カワサキER6Nにて出場されてましたが、今回は出場せず。
ホント気さくな方で練習走行中や、当日にもいろいろお話しさせていただきました。
【ロースさん】
当ブログでも何度か出てきましたが、言わずと知れたYouTubeのバイク便ライダーロースさんです。
YouTubeにも上がっていましたが、手術後のリハビリ中で今回は出場せず。
下の写真は午後のパドックです。風が強くテントは仕舞ってあります。
コンディションの確認
さて正気に戻り、路面状態は・・・と。
見たところ、ところどころまだ乾いていないですね・・・
セミウエットです・・・レインタイヤに履き替えっか?どうすっか?・・・悩む・・・
ここで、パドックに強力な助っ人登場!
Hさんの学生時代の同級生のMさん。
しかもMFJライセンスも持っており、モビリティリゾートもてぎなど走っているそうです。
これは心強い!!
Hさんにも知らされていなかったのですが、エントリーリストをみて駆けつけてくれたそうです!
ホントありがとうございます!!
ただホントに久し振りに会ったらしく、来た時に
『あのぉ~H君だよね??』って確認してたのは笑えました!
7:10
さて、7:10です。車検が始まります。同行し、チェック内容など良く確認します。
マシンの各ボルト類の固定状況(ワイヤー止め等)や、ヘルメット、ツナギ、プロテクター等のチェックが行われます。
マシンは車検ok!!
しかし・・・Hさん。グローブをパドックに忘れてきて慌てて戻り再申請・・・
※野ゴリ・・・マジでお願い・・・ちゃんとチェックして・・・
(※野生のゴリラ。ココではHさんの事)
『野ゴリ慌てる事件!!』こそありましたが、車検も無事終了しました。
まずは一安心です。
タイヤ決め
ここでHさんと相談、タイヤの選択です。
私:『池田さん。どのくらいタイム出してくると思う?』
Hさん:『この路面なんで恐らく1分4~6秒台かと思います。』
ここでちゃちゃっと計算
64 sec × 1.2 = 76.8 sec
※予選TOPタイムの120%以上のタイムの車両は予選落ちになるんです。
私:『じゃあ、この路面のドライタイヤで1分16秒出せる?』
Hさん:『全然行けます!できればもっと前に行きたいですが・・・』
私:『分かった。でも前話したように3LAPしたらPIT-INね。そこまでで必ず路面チェックして!』
7:20よりエンジンが始動できますので、ウォームアップ場に向かい暖機を行います。
同時にタイヤウォーマーを使いタイヤを温めておきます。
あぁ・・・
反対側にいる2ST勢の白煙の臭いがたまらん・・・
天国だ・・・
(私:2STの白煙の匂いフェチ)
いかんいかん・・・正気に戻らないと・・・さて、水温は、80℃くらいまでは上げておいて・・・と
8:00
もう8:00です。
ここで、応援に駆け付けてくれたのが、スポンサーでもある
(株)ヤマト特殊研磨の野中社長と、そのご友人で同業のSさん。
(野中社長と私は、幼稚園時代から一緒の旧知の仲、親友でもあり、仕事仲間でもあり)
このブログの師匠(清風 和:長男なぺさん)。
友人のNさん、T3君。
前職同僚のYさん。
皆さん応援ありがとうございました!!
8:15
さあ、8:15だ。
8:30から予選が始まります。PITに行って準備しなきゃ。
車検から予選開始までは、タイムスケジュールが結構厳しいので早め早めに動きます。
再度念押し。
『3LAPしたらPIT-INね。そこまでで必ず路面チェックして!』
そして予選開始1分前、タイヤウォーマーとスタンドを外します。
予選スタート!
予選スタートです。
私は、去年の苦い思い出(エンジントラブルによるリタイヤ)から、心に不安が走るのかと思っていましたが、意外に大丈夫でした。
きっとバタバタしててそれどころじゃなかったのかもしれませんね?(笑)
頼むから無理して転ぶなよ・・・
最初の3LAPは予定通り様子見です。
ほぼ1分12秒台で周回しています。もう予選落ちはありません。
3LAP後にPIT-IN
そして予定通り3LAP後にPIT-INです。
路面状況を聞きながらタイヤの温度が上がっているか確認し残り時間を教えます。
よし!!タイムアタック開始です。残り7分
マシンの調子もすこぶる良いようで、転倒しさえしなけらば待ちに待った決勝です。
そしてタイムアタックを始め掲示板を見ると、
1分 8秒台、LAST LAPは 1分 7秒 844
『え?この路面でここまでタイム持ってきたの?』っと正直驚きました。
予選結果
TC400/TC250の混走で全 20台中の 8位
※野ゴリ・・・いやHさん。
まったく・・・恐れ入谷の鬼子母神です・・・
(※野生のゴリラ。ココではHさんの事)
勝手にオープニング動画
前回に続き、同じ動画です。(同じ動画で申し訳ないのですが…)
今回の筑波選手権の発信(ブログ記事)に対するオープニング動画です。
前回の記事も含めてブログに掲載したところ、結構な再生回数を更新し、私も少し驚いています。
30秒ほどの動画ですが、トラブルもなく無事に第1戦を完走できたHさんとハツミモータース。
この動画を観て、少しでもブログを読んでくださってる方に興味を持って頂ければ、テンションが上がって頂ければ幸いです。
よろしければご覧ください。