『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
どうしてメカニック?
過去にもブログの記事に投稿しましたが、改めてお伝えすると、
私の友人Hさん、筑波サーキットのロードレース選手権に出場しているのですが(マシンは、スズキ SV650S)、私はそのメカニックを担当して彼をバックアップしています。
でも、なぜここまで SV650S のメカニックとしてこだわるのか・・・について少々お話しさせていただきます。
私自身、2輪(ノービス)、4輪(EP71のワンメイク、CR-Xでのジムカーナ)とモータースポーツには若い時より関わってきました。ジムカーナが一番長かったかな・・・
ちなみに当時のA?だったかな?(B?って言うその上のクラスはお金ないから無理だった・・・)
確かそんなクラスでしたが、
優勝:1回、
3位:2回
(ちょっとだけ自慢してみた(笑))
それ以前はいわゆる峠族でした。
その時の愛車は、
ホンダのCR-Xでしたね・・・
この車を選んだ理由にも、(HPの「ストーリー」に登場した)叔父の一言が影響しているんです。
心に刺さってる叔父の一言
『みつ(私のこと)。小さな車で大きな車を抜く快感は小さな車でしか味わえないよ』
という言葉。
特に当時はR32のGTーRが出てきてましたので、
峠にはGT-Rを始めとする高出力車が溢れていました。
『良いなぁ~・・・お金持ち!!なんで買えるん?? でも今に見てろよ!!』
って思ってました。
なので、その悔しさから、CR-Xに給料のほとんどつぎ込んでT-025ってタービン付けてみたり、車高調やらなんやら付けて、その峠に合わせた瞬発力重視のセッティングを繰り返し、
ついには大排気量車を抜くことができたのです!
味わう事ができた
『小さな車で大きな車を抜く』っていう快感?優越感?
叔父が言ってたのはこれか!!!たまらん!!!
GT-R買えたじゃん…
結果的に申しますと・・・
CR-Xの改造費を合わせると、
GT-R買えるくらいのお金
にはなってましたけどね!(笑)
まあ、そこは自己満足の世界ということで・・・(笑)
そんな天邪鬼的な性格が、昔から私にはあるんですね・・・
私は天邪鬼
そんな私が(以前のブログでも記載しましたが)
Hさんから『SV650Sでレースをやりたい!』
って聞いたときは、私の中の天邪鬼が
『それ行やれ行け!またチャンスだぞ!!』
って言うんですよ・・・ホント悪い奴で困る!!(笑)
私もHさんもお金も無い中、
Hさんが某オークションで18万円で購入した超マイナーなマシンをベースに、中古部品改造したり、手作り部品作ったり、足回り等のセッティングも全部やって、どこまで上位に食い込めるか?
っていうカードが私の前にイキナリ揃ってしまったのです。
そんなカードを目の前に広げられたら、私の中の天邪鬼は大喜び!
すぅ~ぐ 天邪鬼の言うこと聞いちゃったワケです。
金持ちが羨ましかった
モータースポーツに参加しているとき、
やはりお金持ってる人には勝てなかったりしましたから・・・
『良いなぁ・・・』って思ってました。
ホンッッッッッット悔しかった・・・!!!
でも、悔しがるだけにとどまらず、
『今に見てろよ・・・エコエコアザラク・・・』
って思ってたのも事実です(笑)
Hさんを信頼しているからこそ
もちろんライダーのHさんの事は前職時代から知っているし、人として信頼しているからそこまでやるというのは大前提です。
ホント、誰にでも好かれる良い性格のゴリラ(あ、ごめん人)なんです。
それに、若いころからミニバイクレース等に本気でのめり込んでいて、2輪レースでの入賞経験もある。
筑波を走行している動画も見ていましたが、スキルは相当あるね!と感じていました。
なので、余計に
『なんとか良いとこまで行かせてあげたい!』
って思うんですよ。
そりゃあ、一見、無謀な挑戦かもしれません・・・
でも、2~3PSでも出力が上がれば、
足回り、駆動系のセッティングがばっちり決まれば、
まだまだこのマシンのタイムは縮まるんです。間違いなく!!
相手には100ps近い出力のマシンに乗ってるライダーもいます。
お金に余裕のある方もいると思います。
でも
『マシンの馬力や資金力では負けているという、ただそれだけの理由』で簡単に負けを認めたくないんです!!
そんなハイパワーマシンを持ってる人やお金に余裕のある方達に、
雑草?野良犬?貧乏?と天邪鬼のスーパーハイブリッドが挑戦するんです!!
出来ない理由を探さない!
私の友人 (株)ヤマト特殊研磨の野中社長が良く言ってます。
『出来ない理由を探さない!』まさにこれです!!
なんか・・・『よっしゃー!一泡吹かせたろか!!』って思ってしまうんです!
あ・・・・ちなみに
去年(2023年)の筑波ロードレース選手権 第4戦は私が一泡吹いちゃいましたが・・・
でもこれって正にオヤジ(金欠オヤジ?)達の挑戦!ですよね?
吸排気、足回り、駆動系等のセッティングをどんなに変更してもHさんなら乗りこなします。
そのくらい彼のスキルを信頼しています。
私はその前段階をいかにして作ってあげられるか!に心血を注ぐのみです。
もちろん、いつも出場のサポートをしていただくFさんも、人としてとても信頼しています。
(ホント人として優しいんです。しかも義理堅い。顔はどう見てもVシネ系ですが・・・(笑))
天邪鬼な性格の私が、
バイクの性能や資金力でアドバンテージのある人達に対して、
信頼と未来を感じるのライダーHさんと、信頼のおける仲間たちと、私の整備で挑むのです!
自分達の力で勝ち取るのです!
オジサン軍団のあくなき挑戦なのです!
この熱が私が SV650S の、Hさんのメカニックを担当する理由なのです!
あ・・・ちなみにHさんがやる整備 だ・けは、信用していません。
すぐ部品無くすし・・・
ボルトやナット締め忘れるし・・・(笑)
Hさんが手を付けた後は必ず再確認します。
それに人として信頼・・・ゴリラとして信頼・・・とどっちで記述するのが正しいのか・・・まだ悩む・・・
さ~て。私の中の天邪鬼。どうするよ!!!
勝手にオープニング
先日開催された、2024年筑波ロードレース選手権 第1戦。
このブログの編集を手伝ってくれているNさんもサーキットに来てくれて、ブログ用の様々なシーンを撮影してくれました。
そんなNさん、撮影時に「コレ、動画も行けんじゃね?」と、一緒に動画も撮影し、何かを感じた(感動した?)勢いからか
速攻で(これから投稿予定の)筑波選手権のブログの記事の為のオープニング動画を作ってくれちゃいました!
30秒ほどの動画です。
これから投稿される筑波選手権の発信(ブログ記事)のオープニングとして、見てあげてください。
次回から投稿予定の記事への期待…ちっとは高まる…カナ?(笑)
画像引用元
CR-Xの説明の為、下記のページより画像を引用いたしました。
webモーターマガジン
【昭和の名車 103】ホンダ CR-X Si:昭和62年(1987年)