『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
今回は「カウル」についての記事です。
先日、仕入れたRVF(「RVF400(NC35)を仕入れてみました。」の記事はこちら)、
前オーナーの「立ちごけ」によって、(左)アッパーカウルにあるウインカーの付け根の部分が割れてしまい、補修が必要な状態でした。
この部分です。
画像は、説明の為の割れていない側(状態)のものです。
実際の(補修前の)割れている状態の画像は撮り忘れました。
すいませんッ!
次に掲載されている(ウインカー取付部の割れている)カウルの画像は、納車の際に一緒に納品された予備カウルの画像なのですが、(予備ではないバイクに着いていた)補修したカウルも、どちらもほぼほぼウインカーの付け根の部分は同じような状態でした。
これからこの部分の補修を始めるにあたり、ブログにその経緯をアップしていくのですが、その前に、このブログを読んでくださっている方との共通認識の為、カウルに対してのお話しを少ししたいと思います。
カウルの部位と名前
カウルは、カウリングや、昔、フェアリングと言ってた気もします。
今回はカウルと記載(ハツミモータースでは「カウル(カウリング)」を採用)させていただきます。
今回カウルを修理するRVFを例に、各カウルの名称は以下になります。
- アッパーカウル
- アンダーカウル
- サイドカウル
- シートカウル
- センターカウル
と分類されます。(私の呼び方でもあるので、正式な名称ではない可能性もあります)
センターカウルは、サイドカウルに挟まれる形で、前輪の後方、ラジエーター等がある部分の下の方に位置するカウルです。
シートカウルの部分も、今はシート下のサイドカバーと言われる部分と一体成型されている場合が多いです。
設計+金型作成+成形+塗装+組付けという一連の流れの簡素化なのか整流効果なのか・・・
あまり「カウル」に関しては詳しくなく、記憶も曖昧なのですが、材質は、昔はFRPしか無かったと思います。
今はABS樹脂や、カーボンが主流のようですね。
私の個人的な意見ですが、カーボンは値段が高くて固いという印象が強いです。
(カーボンについてはちょっとした思い出がありまして、これは別に機会に掲載させていただきます。)
いずれにせよ、カウルの修理に対する知識などはあれど、整流や空力といった話になると、難し過ぎてほとんどわかりません。
ですが、ウインカーという、大切な保安装置(部品)を付ける大切な所、しっかり丁寧に補修していこうと思います。
というわけで、次の記事から具体的な補修作業についての記事をアップしていこうと思います。
さて、どうしたもんかね?