『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
お陰様で…
前回、新着情報に掲載させていただきましたが、お陰様でRVF400が売れました。
内容は少し重複しますが、私の心情・・・っと言うか、その時の気持ちを記載したいと思います。
きっかけは、RVFを掲載していた他サイトからのお問い合わせではあったのですが、気になってくださった後、当HPのRVF紹介ページにて細部の写真を確認していただきました。
当店は、個人でやっている小さな店なので、お客様に対して出来る事の一つとして、商品紹介の為の写真は沢山掲載して細かい所まで知って頂こうという想いがあり、「ココも見てもらった方がいいかも」と思った箇所はできる限り撮影して掲載しました。
沢山の写真も、購入の決定に繋がったと思っています。
その後、実際に現車確認もしていただき、
とても良くメンテナンスがされており、きれいな車両
&
きれいな修復(カウル割れ補修)だ
と、お褒めの言葉も頂き、その場で即決していただきました。
もともとこの車両は、ブログの別記事にも記載しましたが、前職の同僚より購入させていただいたもので、もともとが、きっちり整備されている状態の車両でした。
とは言え、私も試乗や細部の確認は実施しています。
そうでないとお客様に説明もできないですもんね・・・
修復ポイントは、大きくはカウルの割れ部分の補修でした。
カウル割れ部分の採寸からABS板の切り出し、寸法調整、溶着、再度の寸法調整などなど・・・
3週間ほどかかって仕上げたものです。寸法出しが一番難しかったかな・・・
私の致命的欠点
実は私には致命的な欠点がありまして・・・2STのエンジンと似ていて・・・
気持ちがパワーバンドに入らないと作業が進まないんですね・・・
ただ、1回入ってしまうと物凄い勢いで作業が進むんです(ただのムラっ気??(笑))
実は、※野ゴリのSV650Sを治療したとき、選手権第1戦の出場後に安心したのか、その後1週間くらい寝込みました・・・
(※野生のゴリラ。ココではHさんの事)
そのくらい、ずっと気持ちがパワーバンドに入っていたんですね!!(笑)
そんな風に、あれこれ手間をかけていき、良い感じの仕上がりになると・・・
仕上げたマシンに対し、愛着が湧いてしまうんですね・・・自分のもとに置いておきたくなってしまうんです(笑)
今回のRVFに対しても、いざ納車ってなった時に、凄く寂しい気持ちになったのも事実です。
納車後の帰り道は、売れた喜びより、なんと言うのか・・・虚無感??に襲われていましたから・・・
商売に向いていないのかな・・・(笑)
ただ、そうやって愛情をかけて治してあげた車両が、次に方に大切に乗っていただけるならそんな嬉しいことは無いですよね?バイクは乗ってなんぼですもんね!!
良く某オークションでバイクを買ったら、とんでもない車両だった・・・なんてことも耳にしますが、お客様がそんな嫌な目に有ってしまわないように、レストア後に必ず1度自分名義にし、TESTを繰り返します。
やはり実走行をしないと小さな違和感や異音も分からないですから。
いつもそんな感じに愛情をもってバイクを治しています。
だから仕上げるのには余計に時間がかかってしまうんですね。
困ったもんです・・・っと言ってもそれが至福の時間なんですけどね!!(笑)
実は売れました♪
そして、当店の都合で報告が遅くなりましたが、
実は今回のRVFだけでなく、このRZ250(4L3)も売れました!
現在、納車待ちです!
一方で、今仕上げているRZ250R(1XG)『もう少しで完成です!!』
筑波選手権の為の※野ゴリのSV650Sの整備から少し解放されたのを機に、このRZ250R(1XG)のメンテに取りかかれたのですが、実際にバラしてメンテを経てみると、今回売れたRVFは、カウルのウインカー部分の補修程度で済んだので、状態がいかに良いものだったのかを改めて痛感しました。
(※野生のゴリラ。ココではHさんの事)
やはり何事も比べてみないとわからないものです。
さ~!まだまだ治療待ちの患車さんがいっぱいいるので頑張りますよ~!!!
ゴリ兄の話
あ、そうそう・・・ちょっと脱線しますが。
友人のFさん(ゴリ兄)が、今後TC400への出場を考えています。
これはこれでワクワクしますよね!!ゴリラ兄弟のガチンコバトル!!(笑)
そのために、な、な、なんとアプリリアのRS660(イタ車)の購入を考えているようです。
流れとして、Fさんからもバイクのメンテの依頼が来そうなのです・・・が、私、インジェクション車両はスクーターくらいしかバラしたことがありません・・・
そのバラしたスクーターも、エンジンがかからないと言う相談で預かったのですが・・・
スロットルボディー、インジェクター、燃料ポンプとチェックしても異常がなく朝方エンジンはかかるのに、昼間エンジンがかからない・・・という奇怪な現象からの依頼でした。
何回繰り返しても同じ症状なので、『まてよ。もしかして・・・・』っと検索してみるとリーコール対象の燃料ポンプが原因でした。
内容:燃料がある一定の温度以上になるとポンプ内のプロペラが膨潤して回らなくなる。
そら、昼間エンジンかかんないよね・・・
原因が分かった時に『嘘ぉ~ん。そういうのあり??』って感じでした!!(笑)
そんな感じの経験しかないインジェクション車両。しかもイタ車・・・俺めちゃ不安・・・
あ・・・でも、いつも練習走行やレース時に、良くお話しさせてもらっている
渡辺さんのTeam(SDS、TRS)で同じアプリリアが出場していた!!
『渡辺さん。お願いします。あとで少し相談に乗ってくださ~い!!』