『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
前回までのあらすじ
筑波ロードレース選手権 第2戦に向けての燃調。
テスト&練習走行の「特スポ」の日。
先にサーキットに着いたHさん、自分でブレーキパッドを交換。
後から到着した私がチェックすると、キャリパーのクリーニングを忘れてしまっていたのでした…。
選手権第2戦 4:00
(2024年)7/13 4:00
筑波ロードレース選手権の第2戦当日となりました。
天候は曇り。
自宅の前の路面は少し乾き始めています。
筑波サーキットに5:30には到着するように自宅を出発します。
今回は関係者用の駐車券も前もってHさんからいただいていたので、スムーズに入場(笑)
(前回はHさんのミスで直ぐに入場できませんでした)
到着後すぐ連絡があり、Hさんは少し前に到着し、既にパドック内にバイクを下しているようです。
Fさん、Kさんも到着しました。台車に荷物を載せ、パドック内に移動します。
この先の坂がキツイんだよね~膝に来るんだ・・・(泣)
今回はパドックの場所もとってあり、私がBBQ等で使っているテントを使用します。
(あ・・・カビ生えてる・・・ちょっと臭い・・・まいっか・・・日干しできるし・・・)
6:30
6:30準備は完了です。
またしても池田さんのパドックの隣・・・その向こうには渡辺さんも!
パドックは第1戦とほぼ同じ位置(笑)みなさんにご挨拶に行きます。
私:『おはようございます。今日はよろしくお願いします!』
皆さん。かわるがわる『おはよう!よろしくね~!!』
皆さんホント気さくで良い方ばかりです!もうこの雰囲気楽しくて仕方ない!・・・んですが・・・
前日傷めた腰が痛くてたまらない・・・ヨタヨタ歩いていると※渡辺さんが心配して声をかけてくれました。
(※この界隈で有名なオーバー60歳の現役ライダー)
渡辺さん:『腰やっちゃったの?大丈夫??』
私:『いやあ・・・参りました。でも何とか大丈夫です。ありがとうございます!』
いつもいろいろ気にかけていただいてホントありがとうございます。
6:50
車検の開始です。車検場に向かいます。
・・・って。あれ?ゴリ兄は・・・
え? もしかして麻酔銃で撃たれたの~??? 爆睡中でした・・・
仕方ないですよね。昨晩遅くまで仕事してて、今日は早起きで。いつもサポートありがとう!!
今はゆっくり寝かせてあげましょう!
KさんがSVを押してくれて、私はツナギ等の入ったカートを引いていきます。
なんか前回よりチェックが厳しい気がする・・・直近、事故が多いと聞いていたし・・・
しかし今回も車検は無事完了です。
ここでHさんの友人Mさん登場。いつもホントありがとうございます。
サーキット慣れしているのでホント手際が良いので助かります!
7:20
ウォームアップ開始です。
お? ゴリ兄も麻酔から覚めたようです(笑)
さて水温は60℃位に上げておいて・・・と。
7:45
PITに移動します。
ここで隆ちゃん(ヤマト特殊研磨社長)一樹(隆ちゃんの長男:ヤマト特殊研磨 工場長)
同業のSさん、清風 和のなぺさん登場!なぺさん。いつも撮影/編集ありがとう!
友人のNさんも。(NさんはJP250の伊藤翼選手と同じ会社なんです)
あらら・・・隆ちゃん。ま~たなんかグッズ買ってるし・・・子供か!!(笑)
隆ちゃんとよく2人で話します。
俺たちが20代の時の50代の方たちは、大人!!って感じだった。
でも俺たちが50代になって・・・20代の頃とやってる事が全く変わってねえ!!(笑)
お隣のPITは、いつもお世話になっておる渡辺さんのteamです。
XR650の酒井さん、RS660の入江さんが出場します。
神が与えしもの
ここであることに気が付きました。渡辺さんのteamでXR650を駆る酒井さん。
背が高いことは知っていたのですが、脚が長い・・・写真の、ボードが置いてあるPITの壁
結構な高さなんですが、脚の付け根がそのくらいまである。
俺はへそのあたりなのに・・・
俺のずんぐりむっくり体形が強調されている・・・
神様って・・・そういう意地悪するのか・・・
気を取り直して
気を取り直して路面チェック&打ち合わせ
路面はほぼ乾いていますね。
前回同様、3週コースの様子見をしたら1回 PIT INとします。
予選スタート!
さ。予選の始まりです。
ぶっつけ本番となってしまった燃調が吉と出るか凶と出るか?
武者震いに近い高まりと、緊張感の折混ざった独特の空気が漂います。
各ライダー、ヘルメットで表情は見えませんが、戦闘モードに入っている感が伝わってきます。
漂う排気ガス。私の気持ちも高まっていきます。
予選は残り時間のみボードで表示する。ということにしていたのですが、Mさんがタイムを計測してくれています。さすがです!!
スタンド前を通過する各車!SVもタイムアタック開始です!
そして2週目へ。各車、続々とホームストレートを駆け抜けていきます・・・って・・・
野ゴリが来ない!
『あれ?』野ゴリが来ない~!!!!
どこかでスリップダウン?
まさか心配してた燃調??
『あ・・・ピットロードをこっちに向かって来る・・・間違いない。なんかのトラブルだ・・・(泣)ごめんよ※野ゴリ・・・予選で終わっちまった!!何かしら俺の整備ミスだ・・・すまん!!』
※野生のゴリラの事。ココではHさんの事。
ピットに到着したHさん。
ヘルメットのシールドを開け・・・
『バンクセンサーが吹っ飛んで行っちゃいました!バックに予備があるのでお願いします!!』
『え~????そう言うトラブルかい~!!!!!』
予備のバンクセンサーを持って腰痛に耐え必死に走る俺。
(よくこんなところ撮ってたね。なぺさん・・・)
全盛期の私、50m走は6秒フラットくらい。
真面目に結構足早かったんですよ!(笑)
でも今は・・・必死に走ってもほぼ歩きと一緒か???(泣)
顔が笑っているのは、マシントラブルでは無い事の安堵だと思います・・・必死だったので覚えてないけど・・・
覚えているのは、走っている途中、サロペットの中でトランクスが全落ちしたこと。
腰のシップの影響でトランクスの摩擦小 ⇒ 落下。
あっちもこっちも落とし物ばかりです・・・(泣)
よく見ると写真の赤枠部分がモコモコしていますね・・・あぁ・・・ホント恥ずかしい・・・
って言うかサロペットのチャックが開いて無くてホント良かった・・・
公衆の面前でポロ・・・なんて思うと血の気が引きますよホント・・・
いや。でもきっと『これは予備のプラグです』ってごまかしたと思いますが・・・
Hさんにバンクセンサーを装着し、私はゴソゴソとトランクスを引き上げます。情けねぇ・・・(泣)
タイムアタック再び
そして予備のバンクセンサーを装着したHさんはタイムアタック再開です。
見た感じ調子も良さそうな感じです。順調にタイムを稼いでいき最終ラップでベストが出たようです。
Mさんが
『 5 秒 6 行ったね!』
おぉ~!!やったね野ゴリ!!
朝早い時間が弱い野ゴリにしては上出来です!こりゃ決勝が楽しみだ!!
野ゴリが戻ってきました。