『さて。ばらしてみっか!』です。
※マシンの販売だけでなく、カウリング補修/ブラスト処理も承ります。
レース参戦のお話しばかりなので
友人のHさんが、マイナーなバイク、スズキ SV650S で、2024年筑波ロードレース選手権に出場し、私(ハツミモータース)はメカニックを担当。
2024年の4戦は楽しく無事に終わったのですが、毎回レース参戦のお話ばかりでは・・・と思いまして、第3戦、4戦は結果と
レース前、レース中のハプニング、ネタ的出来事について掲載しようと思います。
まずは第3戦の前日のお話し
まずは第3戦の前日に起こったハプニング等についてです。
そう。第2戦のブログ(SV650S 2024年筑波ロードレース選手権 第2戦 1/7)内でお知らせしましたが、
前日の※特スポ走行枠でコースアウト・・・
(※特別スポーツ走行枠:レース前日に出場者のみ予約できる走行枠)
最終コーナーでのバンク中に落下物を避けラインを替えようとした結果・・・
実は写真赤枠内のカウル破片??が最終コーナー内側の芝生の上にあったのですが
それを前走車が膝でひっかけ浮き上がって来たようです。
浮き上がり、こちらに向かってくるように感じたと※野ゴリは申しておりました。
(※野生のゴリラ。ココではHさんのこと)
確かに・・・そう見えます。これは怖いわ!
フルバンク中だったので手の打ちようがなかったと言っていました。
一瞬の間にそこまで考えて・・・さすが野生のなせる業!!
※説明の為の画像が小さくて申し訳ございません。
それを避けようとラインを外したためそのままコース外へ・・・ダートで持ちこたえることが出来ず転倒となりました。
しかも選手権前日に・・・あいたたた・・・
その時、私は8番ピットにいて野ゴリがなかなか戻ってこないので不安ではいたのですが・・・
一番最終コーナー寄りの1番ピットにいた※山崎さんが最終コーナーを外れて行く野ゴリを目撃したようで、私に教えてくれました。
(※オーバー60歳、現役ライダー。この界隈でかなりの有名人です。)
山崎さん:『Hさんがコースアウトしたみたい!!』
私:『え??・・・すみません。ありがとうございます!!』
山崎さん:『Hさん怪我していなければ良いね・・・』
私:『ありがとうございます。でも頑丈だから大丈夫だと思います・・・』
山崎さん。心配していただきありがとうございます!
Hさんは救急車、SVは車輛回収車(通称ドナドナ)に載せられ帰ってきました。
Hさんは医務室にて受診中。
私は取り急ぎSVの回収に向かいます。
実は先ほど山崎さんにお話しした言葉は本心なんです。
長いミニバイクの経験から上手な転び方は知っている。っと信頼していますから!!(笑)
って言うか本心はSVのほうが心配だった??(笑)
正にゲスの極み俺ですね・・・(笑)
SVを回収
あらららら・・・
結構やってくれちゃってるじゃん野ゴリ・・・
- 全体にホコリ&小石
- フロントアッパーカウル破損。エアダクト破損
- アンダーカウル破損
- フロントブレーキマスターシリンダーのバンジョーボルト破損
- マフラージョイント外れカチ上げ仕様(かの有名なチバラキ車両か~??)
かくいう私も茨城県出身、Hさんも千葉県出身・・・まさに純正チバラキ仕様(笑)
とりいそぎSVの1次検証は終了。Hさんが心配なので医務室に向かいます・・・
(あ、今原稿書いてて思いました。やっぱHさんの事心配だったんだ俺・・・たぶんSVの次に(笑))
中には入れないので、医務室から出てきたスタッフの方に聞いてみます。
私:『大丈夫ですかね?』
スタッフの方:『はい。自分で立ち上がりましたし、ヘルメットもきれいだったので大丈夫だと思います。』
私:『ありがとうございます!』
Hさん医務室から帰還
とりあえずは一安心ですね・・・
Hさんが医務室から出てきました。
なにやらゴミ袋を抱えて・・・???
ゴミ袋の中身はホコリまみれになったツナギ類でした・・・
ま、Hさん。こんな写真撮ってるんだから元気だね!(笑)
私:『さ、バイク積んで作業場にすぐ戻りましょう!突貫作業です!!』